電験三種を独学で進めている人は誰に相談したら良いだろうか?
ということについて書こうと思います。
スクールや通信講座を受けている人は、そこで質問すればいいかと思いますが、独学の人はどうしたらよいでしょうか?
自分が実際にやったことを上げておきます。
TACの無料相談を利用する
大手の資格予備校のTACでは、電検三種を扱っており、そこでは時々、期間限定で無料相談を実施しています。僕は2年目の受験の後、法規を残してしまった後で、TACの梅田校にて入江先生に相談させていただくことができました。
特に時間制限はなく、教室で一対一で質問し、後ろに次の人たちが待っているというスタイル。
私の時は20分ほど相談させていただき、最初は誰もいなかった教室に、相談が終わるころに次の人が入ってきました。
その時のメモを以下に書いておきます。
無料相談会のメモ
- 今年の問題(2020年度)はイレギュラーで計算問題が少なく、アテが外れただろう。
→確かにおっしゃる通りで、違和感を感じた。実力不足といえば、それまでだけど、「イレギュラー」と言っていただいたことで、少し救われた感じがしました。 - 暗記が苦手は人は、範囲を広げすぎていると思う。全てを暗記しようとすると、総崩れになってしまう。
→これもその通り、結局、何を覚えたのかよくわからない。まさに総崩れ。 - 問13の第5高調波の問題は、法規の問題というよりは、理論の問題であり、(こんな感じでやればと、さっと解答までの流れを説明)そこまで難しくないかと。
→いやいや、アホほど難しかった。高調波のイメージも、「理論の問題」と言ったことも、まったくもって、想像がつかない。ただ、「そこまで難しくない」と言っていただいたことで、自分のそのうち理解できるだろうと、少し楽観視できた。 - 過去問は他の科目ほど、繰り返す必要はない
→法規一科目を一年かけてやることになったので、過去問&TACテキスト+問題集を5回以上は繰り返した。
→個人的にはこれが良かったと思う。条文の内容など、いろんな角度から問われていたりするので、知識の定着につながりました。 - 2種の法規も勉強したらよいか?という(情緒不安定な)質問に対しては、そこまでする必要は無しとのこと。理由は問われる範囲が違うため。
- 私のやり方が、「過去問を解く→実際に『電気設備技術基準とその解釈 』の条文を確認する」と言うと、入江先生は、「私はやったことないです」とのこと。
→確かに、頑張って条文を読み込んだけど、私の場合は何も身につかず、条文を読めば読むほど、深い森に入り込み、結局、何も得られないまま出てくるといった感じだったので、やめました。 - 法規の自己採点の結果が45点、なんとも不甲斐ないです、に対して、「そこまで悲観する必要はないですよ」と励ましの言葉を頂き、素直に受け入れることが出来た。
- (もし不安と思った場合)試験直前の6月に開催される講座を受けてみてはいかがでしょう。とおすすめされた(その場合には、また無料相談を受ければ、割引チケットを発行できますよと言われる)
→過去問とTACのテキストを繰り返したので、十分と思い、直前の講座は受けなかった。
→というか、十分というか、手を広げるのが怖いと素直に思ったで、講座は受けなかった。
→模試は受けました。
感想
感想としては、以下のような感じでとても良かったです。
- 2種の過去問を解いたり、TAC以外のテキストや、雑誌を買ってやろうと思っていたが、そこまで手を広げる必要はなく、結果、過去問とTACのテキストのみに集中できた。
- 自分を全否定?しなくても良いと思った。
- 相談できる人がいて良かった。
- 無料相談なのに、さらに講座の割引チケットをもらえた
通信講座のお試し版を受ける→質問する
私は実際に、SATの無料講座を受け、良かったので実際に受けることにしました。
不思議なことに、もったいなかったかもしれませんが、有料講座の受講中は質問はしなかったのに、お試し版を受けている時には、何度かメールにて相談しました。
こういった通信講座でも、自分の不安を洗い出して、誰かに伝えることは良かったかと思っています。
ノート(紙)に書いておく
基本的な悩み解決法なのかもしれませんが、実際に
「紙に書く」
ことは非常に重要なのかと。ノートに書こうが、パソコンのメモ(個人的にはsimplenoteが好き)でも良いです。頭でいろいろと考えるよりも、不明点や不安点を文字で表現することは非常に役に立ったかと思います。