京都の丹(たん)に行ってきました。
高級な和食屋さんと言った感じです。
烏丸駅で降り、バスで「東山三条」まで。46番か201番で行けます。
バス停はカオスですが、係員のおっちゃんに聞けば、なんとかなります。
また、天気が良いならば、頑張って歩いて行っても気持ちがいいかと思います。
最寄りバス停の東山三条で下車。
途中で一瞬、えっ?と目が覚めるほどの、完全なる古き商店街(古川町商店街と言うらしい)を抜け、川沿いへ。
「白川」というらしく、この川沿いの道を歩くのは気分良かったです。
入って右側のテーブル席に案内されました。
ドアはすべてガラス張りで、外をみると、柳が見える気持ちよさげな川沿いの道を眺めることができます。

どうやら、TVで紹介していたのを、妻が見て「どうしても食べたい」となり、予約した時から、食べ損ねてはならないと、他のメニューを見ずにオーダーしたようでした。
お店に着いてからも改めてオーダーはできましたが、変更はしませんでした。
オーダーしたのは「蕪蒸し丼と甘鯛の鱗あげ」
蕪蒸し丼と甘鯛の鱗あげ
丹のHPより
(3,300円税込)
ふわふわの蕪蒸しの下には、山椒オイルで炒めた蕪の葉と木耳、銀杏、百合根が隠れていて、上には塩漬けの柚子を、添えています。別皿の甘鯛の鱗あげは、実山椒醤油とすだちでお召し上がり下さい。
※メモ:木耳(きくらげ)
まずは、フルーツの入った前菜が運ばれてきて、ごまたっぷりで体にもよさそう。
ゆっくりと味わいながら箸を進めていると、「甘鯛の鱗あげ」がやってきて、これに箸をつける間もなく、メインの「蕪蒸し丼」がやってきました。
冷めないうちに「甘鯛の鱗あげ」と「蕪蒸し丼」を食べつつ、箸休めで前菜に戻ったりしました。
メインの「蕪蒸し丼」は、白いふわふわした蕪で覆われ、真ん中に千切りしたゆずが少しのっていました。
全体が、がっつりと白い蕪で覆われているので、中が見えず、食べ進めていくうちに、いろんな材料が入っていることが分かり、都度、サプライズがある感じで、とてもおいしかったです。
こんなにもおいしいものが食べれてよかった。
期間限定ということなので、もう食べることはない、完全なる一期一会なんでしょうか。
お店の真ん中は一枚板のテーブルがあり、その隅で、シェフ(板前と呼んだ方がいいのだろうか)が大根を切っていました。
一枚板のテーブルには女性客が一人。
スパークリングワインを飲みながら、シェフの説明を聞きながら食べていて、なんとまあ優雅な時間かと。
また、僕がトイレに行っている間に、妻がシェフとお話をしたようです。
妻がこの時に得た情報は、
・お店が出来てから7年
・シェフ(店長)は3年前から来ている
・シェフの出身地(個人情報?なのでふせます)
・TV放映は関西ローカル限定でシェフの出身地では放映されず、シェフは残念と思っている
・(こんな感じで)お話するのが好きであれば、今度来た時にはテーブル端の席をお取りします
ということでした。
僕のトイレの時間はそんなにも長くなく、かといって短くもないのだけれど、(ちゃんと座っているし、きちんと手も洗う)ここまでの情報量をゲットした妻の生態には驚かされるが、ともかくも、最後の「テーブル端の席」に関しては、カウンター好きな僕らにはぴったりかと思いました。
でも、確かにシェフと話をしながら、食べるのは楽しいだろうけど、危険なのは、ついつい頼みすぎてしまうことだと思っています。
値段が値段なので、なかなか頻繁にはくることはできませんが、こういったお店に気軽に来たいなと、日々の働き方改善に意欲が湧くので、来てよかったです。