数年前に中途採用で入った今の会社は、社長が父親でその息子たちが要職につくという一族経営で、何とも言えない「華麗なる」習慣がある。
華麗なる習慣の一つに挨拶があり、入社後には
「挨拶だけはしっかりした方がいいですよ」
とアドバイスを受け、僕も同様に自分より後に入った人たちに、無意味な伝言ゲームを行ってしまっている。
その挨拶とは、どのようなものかというと、
①一族(社長+息子たち)が来社すると、その場で立って挨拶
②外出などしていて、①をしていない場合、帰社後にすぐに挨拶に行く
③一族が帰るときは、何はともあれ、その場で立って挨拶
④さらに、これが社長の場合は、③の後に、男性メンバーが先を争うようにエレベータまで行って挨拶
という感じである。
ただ幸運にも、僕らがいるのは支社であり、一族は常駐してはおらず、
・息子は週に1回来社(最近では、諸事情が重なり、週4~5回くらいになった・・・)
・社長は月1回来社
という感じなので、立ち上がり、頭を下げ、声を発するというエクササイズの頻度は少ない。
このエクササイズに慣れてきたものの、社長が帰宅する際に行う、
男性メンバーが、先を争うようにエレベータまで行って挨拶
が、未だに違和感がある。
僕らがいるところは、自社ビルなどではなく、きれいなオフィスビルの高層階にあり、うちの会社でワンフロアを占めてはいないので、他の会社もある。
そして、他の会社は、若い人がたくさんいるような、IT系のベンチャーといった感じで、その人達と遭遇する時もある。
つまり、キントーンやnotionでコミュニケーションを取っている様な、現代人の中でもかなり進んだ方々の前に、謎の非効率集団の「群れ」が出没するという現象が発生するのである。
もう、事故としかいいようがないのである。
実は、こんなことを書いたのは、2022年の11月で、2023年の7月ごろから騒がれ始めたビッグモータのことなど知りませんでした。
最後に、僕自身に対して、非常にシンプルな質問が投げられた場合の、結果を追記しておきます。
質問:ビッグモータを笑えるか?
答え:NOでもありYES
また、我が社の風習について、書いていこうと思います。